お笑いの評論は難しい

芸人のネタを見て、どこが面白い・面白くないとかを言ったり、もしくはブログに書いたり、または本人に助言したりすることがあると思うんですけど、このような評論って難しいですね。何が難しいって、評論は一言で言い切る必要があるんですよね。例えば「オチが弱い」とか、「盛り上がりに欠ける」とか。でも、本人たちはそんなことは重々承知かもしれないんですよ。その弱みを知った上で、何度もいろんな案を出して試して、舞台を重ねてきた最適解かもしれない。それに対して、たった一言「オチが弱い」とかって言うのって残酷というか、ある意味芸人たちの努力を否定してしまっているというか、そういう側面がありますよね。まあ、それらを完全にフォローしながら評論を書くなんてことは不可能なんですけどね。

なんてことを、準決勝の審査員のコメントを見て思いました。でも、ネタ見返してみたら確かにアップルゲンガーのネタのあのオチは蛇足だったわ。