前回のブログの続きです。
今日、投資の話を友人の先輩から聞くということで、渋谷に行きました。渋谷に行って、高校の時の友人と3年ぶりくらいに再会。まぁそんなに仲良くなかったんだけど。久しぶりに会うと髪が赤く染まっていた。金、銀の時代もあったらしい。金銀赤、ポケモンかな。
先輩はまだ来ないらしいので、その友人と渋谷を歩きながら話したりしました。他愛もない話をしただけだったけど、仲良くなれてる感じがしてまぁまぁ楽しかった。
30分くらい経って、先輩がいるという喫茶店に行くことになった。その先輩は見た感じ、少々強面のルックスに大きい体で、そして少し高そうなベルトやネックレスを付けていて、少しチャラかった。でも話してみると気さくで、優しい人という感じでした。
最初に僕のプロフィール、名前や大学、やっていたスポーツを聞かれ、それについて少し話したりしました。僕は結構強い高校で卓球をやっていたんですが、「ダブルスで県ベスト8」ってステータスは自己紹介をする時に便利だということに今日初めて気がつきました。今後これに頼っていこう。
その後、本題の投資についての話を聞きました。内容は、最初は生涯所得や年金、少子高齢化の話、老後に向けて貯蓄をしたほうがいいみたいな話で、その後日本の国債問題や日本の賃金格差などの一般的な経済の授業のような話になり、その次に従業員・自営業・経営者・投資家のお金の稼ぎ方の違いの話になっていきました。従業員・自営業は時間や労働力をお金に変換するから稼ぎが有限だけど、経営者や投資家はお金をお金に変換するから稼ぎが無限なんだと。お店がチェーン展開してどんどん広がっていくみたいなことですね。
次に、投資のもう少し具体的な話に。先輩や友人がやっている投資は、日経225先物取引というもので、日経平均の上下予想をすることでお金を得ているのだということ。例えば日経平均が10000円の時にレベレッジ(倍率)が100の物を1枚買って、日経平均が10100円の時に売ると100×100で10000円の得になるらしいです。その得たお金はどこから来てるのかが気になって質問したところ、どうやらこの先物取引は投資家たちのマネーゲームと言われているように、予想が外れた人の損失がそのまま予想が当たった人の利益になる、ということらしいです。なんか競馬みたいだな。
話はこの先物取引の勝率という話になって、先輩が言うには投資家のうちの95％が負けて、勝つのはたった5％らしい。おいおい。先輩はその負ける理由も解説してくれて、知識や経験のなさ、人間に必ずある欲や感情の介入が原因ということらしい。先輩や友人は5％の人間側に入ってるらしく、というのも、先物取引に勝つための一定のルールがあり、先輩や友人はそれに則ることで欲や感情などに左右されずに勝つことができているらしい。その一定のルールは、日経の動きにとても詳しいエキスパートが明文化したものだという話も聞いた。
そして話の流れは、次会う時に、その一定のルールを適用した場合の勝率などを、そのルールを売っている会社の人に見せてもらえるので、そのルールを買わないか、という話になった。なるほど。絶対に当たるパチンコの打ち方を教えてやるから金をよこせ、的なことか。
ちなみに、そのルールはとても高いらしいです。まぁそりゃそうだ。攻略本だもんな。値段は今日は教えてくれなかった。教えてくれなかったってことは、もしかしたら引くほど高いのかもしれない。
というところで話は終了。値段は次会う21日に判明するんですかね。
話を聞いてみて、単純に日本の格差やば、って思いましたね。従業員・自営業と経営者・投資家とでは、人口の比率は全体で9：1なのに収入の比率は全体で1：9らしいですよ。社会全体の収入の9割が、人口全体の1割の人のところに行ってるってことですからね。100人の村の話かよと思ってしまった。こういう話を聞くと、1割に入りて〜〜〜って思っちゃいますよね。うん。
それと一定のルールの話ですけど、このルールが信用できるものなのかっていうのが問題ですよね。投資で稼ぐぞってなったら買わなきゃいけないわけですし。まぁ友人も成功してるみたいだし、全く信用できないものだとは思ってないんですけど、それでも流石に怖いですね。買うか買わないかで世界が変わってしまう。今までの僕だったら絶対買わないんだろうなぁ。今はこの友人に押されつつあるんで、どうなるかわかんないんですけど。ちなみに、買っても20日の間にクーリングオフはできるらしいですね…。
余談ですけど、先輩が少し早口でどんどんと次のことを話すから、聞いてて結構眠かったですね。でも途中で僕に質問したり世間話をしたり、話はうまかったな。ただ、下の名前で呼ぶのは少しやめてほしかったですね。親にしか呼ばれたことないよ。
次回予告！「勝率、そして値段発覚！」
